近年、親から家を相続したものの、誰も住んでおらず「空き家」状態というケースが増えています。
放置すると管理の手間や税金負担がかかるだけでなく、近隣トラブルの原因になることも。
今回は、空き家の基本的な対応方法についてご紹介します。
■ 空き家を放置するとどうなる?
空き家を長期間放置すると以下のようなリスクがあります。
- 建物の老朽化による倒壊や災害リスク
- 雑草・害虫・動物の発生
- 不法侵入や放火など防犯上の問題
- 周囲の景観悪化や近隣からの苦情
■ 売却という選択肢
空き家は土地と建物をセットで「売却」することができます。
- 築年数が古くても、土地に価値がある場合は買い手が見つかることも
- 更地にして売却すると価格が上がる場合もあります(ただし解体費が必要)
■ 賃貸に出すことも可能
建物の状態が良ければ、賃貸住宅として活用することも選択肢です。
- リフォームして貸し出すことで家賃収入が得られる
- 管理会社に依頼すれば手間も少ない
■ 解体して土地活用する方法も
老朽化が進んでいる場合は解体し、駐車場や月極利用など土地活用する方法もあります。
- 解体費はかかるが、管理負担は減る
- 将来的に売却しやすくなることも
■ 相続登記と固定資産税の確認を忘れずに
空き家の相続後は「相続登記(名義変更)」が必要です。
また、空き家は「特例措置」がある場合もあり、固定資産税の扱いが変わることがありますので確認が重要です。
お気軽にご相談ください。
放置している空き家も、活かせる可能性があります。
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